03:iPhoneの標準アプリ解説 - メモアプリ -
更新日:2018/4/22 iOSバージョン:iOS11.3
- Mac、iPhone、iPadに標準で入っているメモアプリ
- よく使う機能
- フォルダでメモを分類して管理
- 簡単な文書作成も可能
- ToDoリストも作成できます
- ウェブクリップ集
- メモを他の人とシェアすることも可能
Mac、iPhone、iPadに標準で入っているメモアプリ
以前は簡単なテキストエディタという感じでしたが、けっこう高機能になっています。使い捨てのメモ帳がわりにも、何かを記録して残しておくノートにも使えます。
よく使う機能
- フォルダでメモを用途ごとに分ける
- タイトル、ヘッダー、本文の指定でメリハリをつける
- 箇条書き、ダッシュ付き、番号付きのリスト
- ToDoリスト
- ファイルの添付
- 写真の添付
- Webページの貼り付け
- 他のアプリとの連携
一番使い勝手がよくなった部分としては、他のアプリとの連携で情報をメモにまとめられる点でしょうか。
フォルダでメモを分類して管理
メモアプリを開くと、「メモ」というフォルダがあります。これは初期設定で作成されているもので、削除や名前の変更はできません。また、人によっては、
- iCloud
- iPhone
の2つに別れていて、それぞれに「メモ」フォルダが存在しているかもしれません。これは、iCloudやメモアプリの設定内容で変わります。
新しいフォルダを作成する場合は、右下の「新規フォルダ」をタップしてくだい。このフォルダの中にメモを入れていくことになります。不要なフォルダを作成してしまった場合は、右上の「編集」をタップすると、フォルダの左側に○が出てくるので、削除したいフォルダを選択し、右下に出る「削除」をタップです。
簡単な文書作成も可能
メモアプリではありますが、タイトル、ヘッダー、本文の3種類の文字の大きさと等間隔を指定できます。ワープロソフトのような装飾はできませんが、記録として残しておくメモであれば、少し文章を見やすく表現できます。
文字の書式を変えたい部分を選択し、キーボードから「Aa」をタップ。
キーボード部分が書式メニューに変わります。文字の大きさ、太字や斜体、箇条書き、文書の位置を変えられます。
ToDoリストも作成できます
「Aa」の横にあるまるの中にチェックマークがあるものをタップすると、その時選択されているセンテンスにチェックボックスがつきます。そのまま改行して、文字を入れていくことでToDoリストが出来上がります。
ウェブクリップ集
例えば、スキマ時間にWebで何か調べ物をしている時など、いくつかサイトを見つけたけど、内容を確認している時間がない場合、メモに貯めていくことができます。そのアプリのシェアボタン(うえ向きの矢印)をタップするとアプリの一覧が出てきます。
画面下の長方形に上向き矢印でシェア
メモに追加を選択
その時にメモアプリを選択すると、そのURLと簡単な情報がメモに保存できます。
そのまま保存すると、メモフォルダに新規メモが保存されます
”Web Clips”というノートを作成しておき、そこに溜め込んでいくことも可能。
Web Clipsというメモを選択すると、そのメモに追加保存されます
また、どこかに旅行に行く時などは、
- 乗り換え案内で朝どの時間の電車に乗るか
- 飛行機の便などの情報
- 到着してからホテルまでのルート
- 観光したい場所の地図情報
などを、「◯◯旅行日程表」というノートに入れていくと、その都度他のアプリを見たり検索したりしなくてもアクセスできて便利です。
乗り換え案内でルート検索した結果を「旅行日程」メモに追加
Google MapsでApple Store新宿を検索した結果を「旅行日程」メモに追加
不要な情報を削除して自分なりに見やすく整形する
メモを他の人とシェアすることも可能
こうやって作成した旅行日程表などは、一緒に行動する人とメモを共有したり、確定した情報を送ったりすることも可能です。
これは、他のアプリからメモにシェアして保存したのと同じように、メモ自体を開いて、右上に表示されるシェアマークをタップ。
LINE、メール、Dropboxなど、メモを共有するアプリを選択することで可能です。
Webで調べた情報をブックマーク、地図はその都度場所を入力して検索、今日の買い物リストはToDoアプリというように、複数のアプリでそれぞれ得意なことを行うのは当然です。
その情報を一元管理できたり、専用アプリを使うまでもないというものをメモアプリでまとめられれば、少し煩雑さがなくなるのかな・・・というサンプルです。
人それぞれアプリの使い勝手や見た目なども、好き嫌いがあるかと思います。
また、今回紹介した内容を自分なりにアレンジしてより便利に使えるようになるかもしれません。
この手のものは、必ずしも正解があるというわけではないので、試してみてしっくりきたら採用!くらいでいいかと思います。