スクリーンタイムでiPhone使用時間を把握する
iOS 12の新機能、スクリーンタイム
iOS 12の機能に「スクリーンタイム」という、アプリの使用時間実績を計測したり、使用時間自体を制限できる機能が追加されました。
スクリーンタイムをしばらくオンにして確認してみた
利用開始してすぐに何かがわかるというよりは、しばらく使ってデータを収集した方が、どこまで使えるものか?がわかりやすいですね。
iOS 12にアップデータすると、自動的にウィジットに追加されています。ホーム画面で右にスワイプか、「設定」アプリの「スクリーンタイム」から参照や設定ができます。
複数のデバイスを使っている場合は、iCloudでデータを共有でき、その合算された時間でグラフなども表示されます。
まずはおおまかにアプリのカテゴリで集計される
iPad miniのデータ
- 仕事効率化
- 読書と調べ物
- SNS
のよく使われている3カテゴリに、グラフは分割されている。
ただ、iPhoneで見ると少し時間が少ない・・・
どういう計算でこうなっているのかがわからないけど、合計しているなら同じになるのではとも思うけどね。
iPhoneを手に取った回数や通知回数もわかる
「持ち上げ回数」という項目もあり、デバイス合計は1日平均70回。
でも、iPadなんかは使った回数と、持ち上げ回数の差は大きいかもしれないし、iPhoneも置いたままでも使えるし。
通知回数はやはりSlackが一番多い。なるだけ不要な通知は来ないようにしているし、必要なものはSlackに集約しているので、この結果はその成果か?と思える。
5年間地味に続けているゲーム「Clash of Clans」も通知は多い。(iPad miniだけ設定)まぁ、ゲームの進行状況がつど表示されるので、仕方ないかな。iOS 12になって、この通知もApp単位に集約されるので、うちに帰ってiPad mini開いても、じゃまだなと思うこともなくなった。
これら回数も、iPhoneとiPad miniでは合計件数が違っている。
アプリごとのスクリーンタイムの表示
これが本命になるのかな。「仕事効率化」のカテゴリ詳細を見ると、アプリごとの時間と、Webサイトの参照時間が表示される。
アプリはわかりやすく、そのアイコンをタップすると、1週間の使用状況がわかり、どの日が多いとかが確認できる。
Webサイトの参照時間は分かりづらいかな。アプリとしては「Safari」なんだけど、それが何回も表示されている。これじゃなんのこっちゃ?という感じ。
そして詳細を見ると、そのタイトルでどのサイトにアクセスした時間かがわかる。でも、何曜日なのかグラフに表示されていない・・・
金曜日の会社帰りに、Web漫画見ていた時間だな。
インストールしていないAppも表示されている
「その他」のカテゴリにまとめられているアプリを参照すると、「Amazonショッピングアプリ」がある。
インストールしたことはあるけど、現在はどこにも入っていない。SafariでAmazonにアクセスしたのが、変換されてしまうのかも・・・
同じように、おそらくTwitterのリンク先がNewsPicksだったんだろうけど、同じようにインストールされていないアプリで表示されている。
アプリの使用時間制限も設定可能
アプリの使い過ぎなどを抑止するために、1日に使用できる時間などを設定できる。これは自分に対する制限でもいいし、子供にiPhoneを持たせている人なら「ゲームは2時間」とかの設定が可能。でも、これは、「設定」アプリの使用制限ができないと、子供も知恵をつけてくれば、うまくかいくぐるでしょうね。
使用時間の把握と意識改善には有効
いくつか挙動がおかしいかな?と思ったり、これじゃ使いづらいと思うこともあるけど、徐々に改善されていくかもしれませんね。
それでも、自分がどれだけどんなことにiPhone使っているかはわかるので、もう少しこの時間は他のことに割り当てようと考える材料にはなるかもですね。